2020.08.17
コラム
Vol.2_アフターコロナ 加速する「自動化」「省人化」の流れ
アフターコロナ 加速する「自動化」「省人化」の流れ
インラインでの『ねじ穴全数自動検査』に最適な渦電流式センサーのご紹介
生産ラインの「自動化」「省人化」はコロナ終息後に新しい時代を迎えると言われる製造業の鍵として注目を集めています。
その流れは検査工程においても例外ではありません。
目視や手作業から自動化へ、アナログの帳票記入からデジタル化へ。さらなるオペレーションの最適化が求められています。
しかし、ねじ穴検査に関しては自動化への要望は以前より高くあるにも関わらず、多くの生産ラインでは目視やゲージでの手感による判定が行われています。
人が携わればそこには人為的ミスが発生する可能性があり、ヒューマンエラーを避けるのは簡単ではありません。人はあらゆる要因に左右され、その判断力を鈍らせます。また、不良発生率が低ければ低いほど、何千個、何万個に1個出るか出ないかの不良を見つけることは難しくなるとされています。
ヒューマンエラーへの対策は難しく、全数検査でも不良流出のリスクは避けられません。
検査を自動化し、人の手を介する業務を減らすということは、
・人為的ミスによる不良の流出防止 に繋がります。
また、検査員ごとの手感には個人差があります。そのバラツキを検査の自動化で統一することにより、
・検査精度を一定に保つ ことが可能となります。
また、マイクロフィックスの検査機器は検査データも自動で外部出力するため、
・検査データのフィードバックで加工工程を監視
・検査データを活用しての問題解析、不良追跡
・検査データによるドリルの摩耗度の管理
等の改善活動もスムーズに行う事ができます。
コロナ禍によるダメージを大きく受けた製造業では、終息後の新しい時代に対応するための変化が求められています。生産性の確保も両立しながら、人の手を介する業務は極力減らしていく。つまり、機械やロボットに任せられる業務は自動化され、少人数でも動かすことができるラインの構築が今まで以上に進むのではないでしょうか。
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